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認知症と共に生きる
「医」と「食」と「こころ」をつなぐセミナー2016
認知症サポート医 若栄クリニック(老年精神医学会認定施設)院長
若栄徳彦先生による、わかりやすい認知症講座
認知症診療とは。
患者様・ご家族からの質問に対応するために…。
自分自身が認知症になったら、家族や親しい友人にどうしてほしいと伝えていますか?
家族や親しい友人が認知症だったら、どのようにしてほしいか知っていますか?
最近は社会的な介護のサポート体制が整ってきつつあり、選択を間違わなければ、認知症を発症しても十分に生活をすることができる時代です。回りの受け入れ体制が整っていれば、進みゆく認知症状の中でもご本人は充実した生活を送ることが可能です。
しかしながら、認知症の方が何を考え、どのようなこころの状態であるかを回りの健常者が理解することは、たやすいことではありません。認知症の方々はその方々なりの意味をもった世界で生活しているのです。
その世界で、その人が何を考え、思い、望んでいるのかを、わかってもらい難いところが、認知症のツライところだと思います。
認知症は急に変化が起こる病ではありません。早期発見が重要な病です。
なってしまったら仕方がない・・・ではなく、出来るだけ早く、変化に気づき進行を遅らせることが、大切なことだと思っています。
インターネットで発信される情報はあふれていますが、それはあくまで一般知識・学問としてで、一人一人の状態はそれぞれに違います。また、親しい人やご家族の認知症状の気づきは受け入れ難いことが多いのです。
診療現場での臨床を担っておられる医師の臨床的なお話をお伺いすることで、認知症という病気の本質を知っていただき、もしもご自分や回りの方々にふりかかってきたときに、早期の発見、速やかな治療に役立てていただきたいと思います。
セミナー情報
- 開催日時:
- 2016年1月27日(水)14:00~16:00 (開場13:30)
- 場 所:
- 神戸国際会館 セミナーハウス9 階大会場
アクセスマップ ≫ - 講 師:
- 若栄クリニック(老年精神医学会認定施設:神戸市元町)院長
若栄 徳彦(わかえ のりひこ)先生 - 定 員:
- 150名
- 参加費:
- 500円