NPO法人 栄養医学協会

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■ 医と食をつなぐフォーラムのご報告

神戸は急に冷え込んできました。インフルエンザの予防接種も済ませました。
さて、お知らせしていた11月9日の医と食をつなぐフォーラムはおかげさまで、沢山の方にご参加いただき、予定していた会場もいっぱいになりました。
在宅介護を専門とする看護師の方のご参加が多かったのですが、介護・看護の状況が病院や施設から自宅へと移り変わってきつつあると感じました。

ご講演は大井玄先生がこれまでに経験された、介護の現場の実際をお話しいただき、どう生き抜くかは人それぞれ、どう死んでゆくかも自身の意思が必要だという主旨を語られました。
一番印象に残っているのは生老病死、「生きる」ということは「死にゆくこと」であり、医療者の関わる「死にゆくことは事業」であるということでした。
それを踏まえた上で身体の栄養は食品をただ口にするということではないのだと改めて感じました。


在宅介護が主流になりつつありますが、関わる医療従事者の数や医療の情報が限られる状況を解決するためにはそれぞれの職種は違っても、介護に関わる方々が横の連携を密にとり情報、知識の共有をすることが必要だと感じています。

今回の医と食をつなぐフォーラムをきっかけに、「食べる」ことは「生ききる」ための共通課題である、という観点で研鑽を目指す多職種研究会「チームNu(ぬー)」を立ち上げました。
「チームNu(ぬー)」のネーミングは看護・介護nursing、栄養nutritionのNu(ぬー)です。
「食は命なり」「 医食同源」といいますが、高齢者にとってご飯を食べるための食行動は一日の大仕事であり、かつ「食べること」は「生きる活力」につながることだと思います。
その根底にあるのは「食」。

生きる意欲にも、身体の維持にも「食」の関わることは意義深く、生活の質(QOL)を左右することと考えています。
しかし、栄養補給=食事 ではありません。
多職種の研究会「チームNu(ぬー)」では介護保険施設や在宅看護・介護に関わる皆様と、、
介護における「食」に関する知識を共有する必要性を感じ、一緒に研鑽する仲間 を募りたいと思います。食べることは口から。歯科医師の方々のご参加もお待ちしております。
誰しも、齢をとります。誰もが行きつく道、心豊かな道を切り開く発信源となりたいと考えています。
登録は無料です。どうか、【チームNu(ぬー)】のお仲間になっていただき、他職種の絆を結んでいきたいと考えています。
今後のお知らせ等差し上げますので、是非ご登録をお願いいたします。

お申込みフォームはこちらです。

セミナー情報

開催日時:
2013年11月9日(土) 14:30~16:45 (14:00 開場)
場 所:
フジッコ株式会社 本社2階FFホール 地図≫
神戸市中央区港島中町6丁目13番地4
JR三宮駅 - ポートライナー
市民広場駅 下車徒歩3分
演 題:
在宅高齢者のほしいもの
- 心の栄養 ・ 身体の栄養 -
講 師:
医学博士 東京大学名誉教授 大井 玄先生
 東京大学医学部卒業後、
 ハーバード大学公衆衛生大学院修了。
 東京大学医学部教授 ・ 国立環境研究所所長
 などを歴任。
---- 著書 --------
「終末期医療ー自分の死を取り戻すために」(弘文堂)
「痴呆老人は何をみているか」(新潮新書)
「人間の往生ー看取りの医師が考える」(新潮新書)
定 員:
250名 (定員になり次第しめきらせていただきます)
参加費:
1,000円